この記事ではStarTech.com PCI Expressカードを詳しく紹介します。

概要

StarTech.com(スターテック)が提供する「10P6G-PCIE-SATA-CARD」は、PCIe x2スロット1基に最大10台のSATAドライブを接続できるインターフェースカードです。デスクトップPCやサーバーでSATAポートが不足している場合、このカード1枚でHDDやSSDを10台まで増設可能になります。ASM1062ホストチップとJMB575ポートマルチプライヤを組み合わせ、合計で最大8Gbpsの帯域幅を実現する設計です。

接続・互換性

対応インターフェースはPCIe 2.0 x2、SATA 3.2、AHCI 1.3で、下位互換性も確保されています。Windows 7以降、macOS 10.10以降、Linux 2.6.32以降に対応しており、幅広いOS環境で利用可能です。内蔵RAID機能は持たず、ATAおよびATAPIデバイスをサポート。SATAケーブルは別売りとなりますので、事前にご用意ください。

商品情報

本製品は2021年頃より販売が開始され、での価格は約¥20,851(税込)です。メーカー保証は2年間、無期限の無料技術サポート(月~金)も提供されています。付属品はフルプロファイルブラケット(装着済み)とロープロファイルブラケットの2種類。市場での立ち位置はミドル~ハイエンド向けで、特にストレージを大量に増設したいサーバー用途やNAS構築に適しています。

おすすめユーザー

ファイルサーバーやNASを自作する方:マザーボードのSATAポートが4~6口しかない場合でも、このカード1枚で10台のドライブを接続可能。大容量ストレージを一気に増やしたい方に最適です。 動画編集やデータバックアップ用途:複数のHDD/SSDを同時に運用し、RAID非構成でシンプルに増設したいユーザー。内蔵RAIDがないため、OS側のストレージ管理(Windows 記憶域スペース、macOS RAIDアシスタント、Linux mdadm)で柔軟に運用できます。 * 古いPCやサーバーを再利用する方:PCIe 2.0世代でも動作し、ロープロファイルブラケット対応で小型筐体にも収まる。ただし、帯域幅は合計8Gbpsと限られるため、10台すべてをフルスピードで同時に使うとボトルネックが発生する可能性があります。

購入前の注意点

帯域幅の制約:PCIe x2 Gen2の帯域は約8Gbps(実効約500MB/s)で、10ポートのSATA 6Gbpsをフルに活かすことはできません。複数ドライブを同時に大量転送する用途では、各ポートの実効速度が低下します。 SATAケーブル別売:カード本体のみでケーブルは付属しません。別途10本のSATAケーブルを用意する必要があります。 RAID非対応:ハードウェアRAID機能は内蔵していないため、OS側のソフトウェアRAIDやストレージプールで管理する必要があります。 競合製品との比較:同価格帯ではASMedia製の4ポートカードや、Marvell製の8ポートカードが存在します。10ポートという特異な構成は本製品の強みですが、帯域制約を理解した上で選ぶべきです。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: スターテック・ドットコム・ジャパン(株)
  • ブランド名: StarTech.com(スターテック)
  • 販売元: Amazon US
  • 出荷元: Amazon US
  • 型番: 10P6G-PCIE-SATA-CARD
  • ASIN: B09KDLKYRN
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。