この記事ではStarTech.com 1ポート10GBase-T増設PCIeイーサネットLANカード Intel X550-AT搭載 NBASE-T対応 5スピード対応 ST10000SPEXIを詳しく紹介します。
概要
StarTech.comのST10000SPEXIは、Intel X550-ATチップセットを搭載した1ポートの10GBase-T PCIeイーサネットLANカードです。RJ-45ポートを1つ備え、10G/5G/2.5G/1G/100Mbpsの5スピードに対応するNBASE-T準拠品で、既存のCat6A以上の配線をそのまま利用して10ギガビット環境を構築できます。フルデュプレックス時には最大20Gbpsの帯域幅を実現し、ジャンボフレーム(9Kバイト)やPXEネットワークブートもサポート。ワークステーションやサーバーに手頃なコストで10GbE接続を追加したいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。 本製品はシングルポートながら、Intel VT-c(コネクティビティ向け仮想化技術)に対応しているため、仮想化環境やNAS/iSCSIストレージの高速接続にも適しています。赤いPCBが目印のカードで、ロープロファイルブラケットも付属しているので、小型PCへの組み込みも可能です。
接続・互換性
インターフェースはPCIe(物理的なレーン数はx4ですが、x8/x16スロットでも動作します)で、バス規格はPCI Express 2.0以降に対応。Intel X550-ATチップセットはPCIe 3.0 x4の帯域を活用するため、PCIe 2.0 x4スロットでは10Gbpsフルのパフォーマンスが出ない場合がありますので注意が必要です。対応OSはWindows、Linux、macOSなど広範囲にわたります。 接続インターフェース:RJ-45 1ポート 対応速度:10Gbps/5Gbps/2.5Gbps/1Gbps/100Mbps 自動ネゴシエーションおよびAuto MDIX対応 IEEE 802.3an(10GBASE-T)、802.3ab(1000BASE-T)、802.3u(100BASE-TX)準拠 * NBASE-T(2.5G/5G)対応
商品情報
発売は2016年頃ですが、現在も販売が続いているロングセラーモデルです。価格帯は日本国内で約2万円前後(実勢価格 ¥20,860)。メーカー保証は2年間、購入後はメーカー公式サイトからドライバやマニュアルを入手できます。付属品は本製品、ロープロファイルブラケット、クイックインストールガイド。 市場での立ち位置としては、ミドルレンジからハイエンドの10GbE LANカードに分類されます。Intel X550-ATを採用することで、安価なRealtekチップ搭載品より安定性と仮想化機能で優位に立ち、かつ最新のX710シリーズよりコストを抑えているため、コストパフォーマンスに優れた製品です。
おすすめユーザー
NASやファイルサーバーを運用しているユーザー:10GbE接続により、複数クライアントからの同時アクセスでもボトルネックを解消。既存のCat6A配線がそのまま使えるのも魅力です。 クリエイティブプロフェッショナル:4K/8K動画編集で大きなファイルを頻繁にやり取りする場合、10GbEで転送時間を大幅に短縮できます。ワークステーションへの増設に最適です。 ホームラボ/仮想化環境を構築する方:Intel VT-c対応で、SR-IOVやVMDqなどの仮想化オフロード機能を活用可能。複数VMが高負荷でもネットワーク性能が安定します。 予算を抑えて10GbEを導入したい方:同スペックの他社製品(ASUS XG-C100Cなど)と比較しても遜色なく、特にIntelチップ搭載品としては価格面で競争力があります。 ただし、マザーボードのPCIeスロットがPCIe 2.0 x4以下の場合、10Gbpsフルスピードが出ない可能性があるため、事前にスロットの世代とレーン数を確認してください。また、発熱はそれほど大きくありませんが、ケース内のエアフローが不十分だと温度上昇に注意が必要です。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: StarTech.com(スターテック)
- ASIN: B01LN1SQ4Q
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





